生活習慣病が気になる方へ

生活習慣病

これまで大きな病気をすることなく、どちらかと言えば健康に自信のある方でも、30歳を過ぎる頃から徐々に、生活習慣病という言葉が気になりはじめるのではないかと思います。 そもそも生活習慣病とは、糖尿病、高血圧、高脂血症(脂質異常症)、痛風(高尿酸血症)といった、生活習慣や体質によって起こる病気のことをいいます。

そして、生活習慣病は重大な合併症引き起こす可能性があるにも関わらず、かなり進行するまで無症状であることが多いため、「漠然と不安は感じているが自覚症状はない時期にこそ診察を受けてみる」ことが、心臓病、脳卒中、大動脈の病気、腎臓病などの重篤な病気のリスクを軽減することに繋がります。

当院では、地域の皆様の健康寿命を延ばすためのお手伝いをさせていただくことも至上命題の一つと捉えておりますので、食事の取り方や内容、運動の種類や量、嗜好品(たばこやお酒)、睡眠時間、日々のストレス管理などまで含め、生活習慣病の予防と管理に力を尽くしていきたいと考えています。

「最近だるくて疲れやすい」「足がむくむようになった」「息切れしやすくなったかも・・・」等々、体調の変化を感じられた際は、ぜひお早めにご来院ください。 また、特に自覚症状がない方でも、将来の生活習慣病リスクに少しでも不安をお持ちでしたら、どうぞご相談にお越しください。

気にしておきたい身近な生活習慣病のサイン

生活習慣病の初期症状は様々ですが、以下に該当するものがおありの際は、お早めにご相談ください。

糖尿病

  • のどが渇きやすくなった
  • 疲れやすくなった
  • お手洗いに行く回数が増えてきた
  • 就寝中でも尿意で起きてしまうようになった
  • 尿の泡がなかなか消えない
  • 足がむくむ、しびれる

高血圧

  • 頭痛がする
  • 肩がこる
  • 動機、息切れがする
  • 頭がボーっとする時がある

高脂血症(脂質異常症)

高脂血症(脂質異常症)は多くの場合、無症状です。受診のきっかけとしていただきやすいのは、お勤め先などの健康診断でコレステローチ値を指摘された場合です。その際はぜひご相談ください。

痛風(高尿酸血症)

痛風(高尿酸血症)は、関節の中に尿酸がたまって発作が起きるもので、多くは足の関節に起こります。その予兆として、患部に以下のような違和感が現れます。

  • ムズムズする
  • チクチクする
  • 圧迫感がある
  • 熱っぽくなる